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NZから帰国して気づいたこと

“スポーツの原点”

2016.6.10
Isokawa Tomomi

ALL FOR SMILE

Tomomi Isokawa FIN

帰国から早3週間が経過しようとしています。

日本での生活をしていると、ニュージーランドでの生活を思い出します。そして振り返る度にニュージーランドへ戻りたくなります。

 

それは私にとって、ニュージーランドのスポーツ環境が理想の姿だったからだと思います。

​その理由は・・

1.エクササイズが日常の習慣

2.いつでも使用できる環境がある「屋外競技に強い理由は環境か?!」

3.小学生世代のスポーツ参加に対する意欲

New Zealand from Japan

私が生活をしていたのは、Wellingtonです。

ビールBarやオシャレなCaféを中心に、日用品を購入するスーパー、薬局など、日常に必要な物の店舗しかないような街です。

そんな中で、身体を鍛えるGym、ボクシングや空手、ヨガ、ダンスなどエクササイズに対する環境がとても多く、街を歩く人が、フィットネスクラブの名前が入ったバックを持っていたり、服装は常にスパッツとタンクトップという光景が日常です。

 

聞くところによると、Gymへ通う頻度も、仕事前、仕事後。人によっては、休憩の合間など、「時間があればGymへ行く」という習慣が浸透しているのです。

1.エクササイズが日常の習慣

I look back on my memories of New Zealand “スポーツの原点”

Wellingtonの魅力の一つ!

 

Fieldが沢山ある事です。

国を挙げてスポーツに積極的である事がFieldの数から見受けられます。

「Westpac stadium」、「Basin Reserve」と大型施設に始まり、市内より3km~5km以内には、ラグビー、フィールドホッケー、クリケット、サッカー用の多くのFieldが目立ちます。

そしてまた、驚くのはランナーの多さです!

Runブームが日本でもあるように、走る人が増えているという状況をはるかに上回る毎日です。Oriental Bay前には、毎日多くのランナーが走っているのです。

こんなに走る?!?!?

何で??

オリエンタル湾を後方に、ウォーキングを楽しむウェリントン市民

運動大好きな私でさえも驚く程です!

こんなにもエクササイズに積極的な国はあるのか?!

 

私は、日常の中にエクササイズの習慣が根付くこの国に惚れ込みました(*^^*)

こんな風土もあってか、誰もがアスリートさながら個人トレーナーを平気でつけてしまうようです。こういったニュージーランド人の気質もまた本当に理想の姿であると感動しました。

オリエンタル湾沿いに整備されたウォーターフロントにて

ランニングをするウェリント市民ランナー​(後方左手奥は、ニュージーランド国立博物館)

2.いつでも使用できる環境がある「屋外競技に強い理由は環境か?」

HURRICANES RUGBY Field  (Newtown)

ここより徒歩5分圏内に、2つ別のFieldもあります!!

そしてその施設一つ一つが大きく、とても綺麗なのです。

見る全てのFieldに足を踏み入れたくなるような、存在感です!

もちろん全て入りましたけどね(^^♪)

 

驚くのはこういった施設をフリーで使用できてしまうこと。

もちろん、トーナメントや試合規模になれば予約が必要にはなりますが、少し練習する、遊ぶといった時には、私達のような一般市民でも容易に使用する事ができるのです。

Wellington University

人口芝が輝く夜練。サッカー&ラグビー

Wellington University Hockey Field

サッカー場横に隣接

休日になれば、キッズや大人が楽しく遊んでいます。

私は、このように開放的な姿、そしてそこに集まる人々が笑顔でプレーしている姿を見ているだけで、ほっこりな気持ちになるのです。

またスーパーラグビー所属ハリケーンズの朝練なども、こういったFieldを使用するのです。(もちろん各国の代表選手も多くいます)練習を観るのも自由にできてしまいます。OPEN&WILDこそ、ニュージーランドの魅力と強さの源だと感じました。

Fraser Park Lower hutt

ソフトボール球場4面、サッカー、ラグビー、テニスとコートが豊富

Hataitai Park

季節に応じてコートが自由自在に変化(Softball→Rugby)パーク内には、テニスコートも有

名前、、、忘れてしまった。

 

車にて連れて来てもらったのです。観客が多いッ!!

このように、Wellingtonには、本当に沢山のFieldがあるのです。

写真以外にも大学、高校などが保有するもの、そしてランニング圏内とは言わず、車を走らせれば、各市内にも一つ一つが大きく、美しいものが沢山です。

伝わっていますでしょうか。

 

こんなにも立派で自由に使えるFieldが、あちこちに存在しています。

いつでもどこでも本気でプレーができる環境がある事は、選手にとって本当に恵まれた環境であると感じます。

3.小学生世代のスポーツ参加意欲

キッズ世代が積極的にスポーツに参加している印象を受けました。

 

アスレチックや公園をのぞくと、子ども達が沢山遊んでいるのです。

 

キックボードを乗ったり、ラグビーボール、サッカーボールなど、遊びとして用いられているのは、スポーツ道具なのです。

 

またソフトボールにおいても、大会会場に来ている子ども達を見れば、皆楽しそうに投げたり、打ったりが出来てしまうのです。

また、どの競技においてもトーナメントやリーグなどがあるようで、モチベーション高くスポーツに臨める環境も整っています。


そして、この世代からいくつもの競技に参加しているのも特徴です。季節の違うスポーツとの組み合わせで、2~3つを競技レベルでトライしていくそうです。

私がNZに惚れこんだ理由は、こういったスポーツに対する位置づけや背景が、「スポーツの原点」であって、自然体に感じたからです。

そして、こういった背景が、結果として世界トップレベルを創り出しているからです。この国の持つ可能性は無限大だと感じますし、それぞれの要素は日本のスポーツ界に取り入れたい要素であるとも感じています。

私が感じたNew Zealand Sports

私は約1年ほどの滞在でしたが、NZで多くのもの得ることができました。

もちろん日本からでは、インターネットを通してしか見られない環境を肌で感じてきました。

そこで、日本にいては、なかなか知ることのできないNZを、私なりに纏めてみました!

①“Rugby” ALL BLACKS (W杯史上初2連覇中)

World cup2015では、日本が南アフリカに勝利し、世界中を賑わせた一方で、史上初の2連覇を成し遂げたのがALL BLACKS。最強の男集団がNZに居るのです。

 

②“Cricket” BLACK CAPS (世界ランキング2位)

日本ではまだまだ人気の薄い“Cricket”もNZでは国を挙げて人気のスポーツです。Cricketにおいては、世界のスポーツ人口がサッカーに次ぐ第2位でもあり、世界的に見ると大人気です。そんなBLACK CAPSは、World cup2015において、オーストラリアに次ぐ世界第2位です。

 

③“Men's Softball” BLACK SOX (世界ランキング1位)

BLACK SOXにおいても、2015世界選手権にて、カナダに敗れるものの、世界ランキング世界一位の実力を誇ります。

④“Women's Netball” Silver Fern (世界ランキング2位)

女子競技としては“Netball”に人気が集まっています。Silver FernはWorld cup2015においてAustraliaに3点差に泣くものの、世界第2位です。

 

このように世界トップレベルの競技の多さには、感動を覚えます!!更には、世界で大人気Footballは、ここ数年で小学生世代がラグビーを超える人口増となっているなど、今後に期待が高まっているそうです!

大自然広がるニュージーランドが生む、スポーツスタイルこそが、

“スポーツで遊ぶ” Play rugby ,Play baseball ,Play soccerであり、

“スポーツの原点” であると心から感動し、私のスポーツ人生の背中を押してくれました!!

さぁさぁさぁ!皆さんも一緒にスポーツのあるべき姿を考えましょう(^^)/

その他にも、Hockey,Tennis,BasketballそしてBoxing, Golfもまた親しまれるスポーツとされ、男女問わず年齢問わずスポーツに熱く打ち込んでいます。

驚くのはまだまだあって、日本では、あまり身近で見る事の出来ない競技として、Canoeing,Boat,Triathlon,Cycling,Sulf life Saving,Horse racingとオリンピック競技でメダルを獲得する実績も誇っています。

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