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意識の違いが、プレーを変える!!

(NZソフトボールから学ぶ、”攻め”の姿勢)

2015.12.5 - 12.6
Isokawa Tomomi

意識の違いが、プレーを変える!!

記念大会として、毎年行われているトーナメントに出場しました。

 

会場はオークランドであり、ウェリントンに滞在している私にとっては、飛行機での移動となる初の海外間遠征でした。そして初のオークランド!!

 

チームに加わりまだ数日でありながら、遠征での大会に出れるなんて本当に有難い事です。そしてこのトーナメントは今年よりウエリントンのチームが参戦しているようで、トーナメントとしても初の試みのようでした。私の所属するSaintsとTeArohaの2チームがWellingtonより参戦しています。

 

グランドをチームで囲い、風船があがるセレモニーもありました。日本の開会式のようなものです。

ALL FOR SMILE

Tomomi Isokawa FIN

私事ではありますが、遂にニュージーランドソフトボールに辿り着く事ができました。

 

私がニュージーランドに滞在している理由の一つとして、

ソフトボール界はじめスポーツ界がもっと国際的な視野をもち、社会に位置すべきであると考えているからです。

 

そんな私はソフトボールを始め、14年目のシーズンです。

 

ニュージーランドのソフトボールは、男子ソフトボールが世界トップレベル。女子においては強豪の日本、アメリカに比べればレベルは落ちるものの、国として認知の高いスポーツです。

 

今シーズンは、競技としてのソフトボールはもちろん、環境や選手の特徴、プレースタイルなど、着眼点を変えての挑戦としています。

 

それでは、第一報をお伝え致します!!

Wellington, New Zealand

これだけのゲームができたのは、チームが私を受け入れ、共に戦えた事です。

 

そして選手一同ソフトボールを楽しんでいる事!!

 

 

ヒッティング面では、積極的にバットを振ります。

 

だから打てるのです。

 

だから楽しいのです。

 

 

ファーストストライクへの反応、むしろストライクボールへの反応は、見事です。

 

日本人プレーヤーとの大きな違いは、“豪快なフルスイング”です。

 

ためらいの無いスイングから放たれる打球は鋭く、ヒットになる率が高いと感じました。

 

更に言うならば、4四球を選びません。

 

投手有利カウントであっても、攻めます。ノーアウト1塁、ピッチャーのコントロール定まっておらず、カウント0-2など、ストライク一球見てもいい場面でも攻めます。

 

日本では、“待て”のサインが出るであろう場面でも攻めます。

 

この攻める戦い方は、打者としての心構えとして本当に良い意識だと感じました。私も久々のゲームでありながら、この“攻める!攻める”があった事で、積極的にバットを振れたと思っています。

 

更には、誰かが出塁した時の、“絶対返す!点をとる!”という気迫も見事です。

チームは全9チームで、3日間に渡り開催されました。

 

私達の試合は6日土曜日、7日土曜日の2日間。なんと6GAME2DAYS!!

FINALまで戦う事ができました。久々ながらに6GAME!!

1日に3GAMEの戦いは、日本の公式戦では考えにくい状況です!!

 

 

私は、2番サードで全試合出場!!

打席数18、出塁10、ホームへの帰還8!

 

この結果から見て伝わりますか?

 

EXCITING GAMEだったんです。

 

 

バッティングもレフトオーバー、センターオーバー、ライトオーバーとコースに反応出来てたし、セフティーも成功するなど、成果が出ていた試合となりました。

HOWICK SOFTBALL CLUB BEV SMITH MEMORIAL WOMEN'S TOURNAMENT

Friday 5th December to Sunday 6th December 2015

打席で構える、私

チームが一体となる瞬間のパワーに圧倒されます。

ベンチの屋根を叩いて、ヒットを喜びます。(日本では、怒られる範囲かも??(笑))

 

そしてなんと!

今大会の最高打点王は、我チームの3番を担っていたCharlotteです。(写真下)

 

彼女が今大会の最高打点王ならば、その前を走る私は、最高帰還王なわけです!(笑)

私が出れば、Charlotteが打ってくれたんです!3番、4番までに1点、2点を先制、下位打線も引きを取らない豪快なスイングで追加点、想像を超える理想形のソフトボールを体験した大会でした。

打席で構える、Charlotte選手

ニュージーランドでの初のトーナメントとして、とても実りある試合が出来ました。

 

まだまだお伝えしたい事がある中で、今回は、打撃における“攻める”重要性をお伝えさせて頂きました。

 

技術が優れていなくても、意識一つでプレーが変わるのです。その意識をチームとしてどう作り出すのか、チームプレーならではの楽しさです!

ソフトボーラーの皆さん!ソフトボールを楽しんでいますか??

 

楽しむ事を忘れていませんか?

 

楽しむ事が何なのかが分からない時、

まずは“豪快にフルスイング”“攻めて”下さい!!

 

 

ソフトボールを教えている皆さん!

 

選手に攻める楽しさを教えてあげて下さい!

 

攻め続ける事で楽しさを習得します。待つ必要性はその後で教えてあげて下さい!

 

 

まだまだお伝えしたい事がたくさんあります。

第2報、第3報と分けてお伝えさせて頂きます!!

 

また、知りたい状況などあれば、ぜひみなさんの視点からお伝えしたいと思いますので、ご意見お待ちしております!

言葉の壁があっても、ソフトボールに壁はありません(*^^*)

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